「とゆ」のためになる日記

生活習慣病のおそろしさ!

どうも「とゆ」です。最近の日本では健康意識が高まっており、ダイエットをする

人が増えてきています。またダイエットをするけど続かない人が多いのは、皆さんも

ご存じだと思います。続かない原因として肥満というものが体に、どれだけ悪影響を

与えているか知らないため、危機感がなく現状に甘えているからです。そのため、肥

満では体にどのような影響があるのか、不健康な私がお教えしましょう。

 

 

1.自分の理想の体重を知ろう


まず、理想的な体重を把握するため「BMIという指標が使用されます。

 

BMIとは【体重kg】×【身長mの2乗】

 

で算出される値のことで 肥満や低体重の判定に国際的に使用されている指標です。

のことです。計算方法は世界共通ですが、肥満の判定基準は国によって異なり、

WHO(世界保健機関)の判定基準は30以上を肥満としています。

日本では、日本肥満学会が定めたBMI基準が使用されています。

18.5未満が低体重、18.5以上25未満が標準、25以上が肥満となり

BMIが22になる時の体重が、最も病気になりにくい状態であるとされています。

BMI25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になり、30を超えると高度肥満として治療が必要とされます。

 

 

2.生活習慣病が大きな病気に


喫煙や糖尿病、高血圧症、脂質異常症と言った生活習慣病動脈硬化を早期に

発症させます。

 

動脈硬化とは?】

 

通常やわらかい血管が硬くなったことをいいます。動脈硬化とはコレステロ

ール担体(プラーク)が血管内に蓄積し、徐々に時間をかけ大きくなり血

管を狭めて、血液の流れを悪くします。さらに、プラークからの出血により

血管内の血が固まり血栓という血の塊ができます。血栓が心臓や脳へ運ばれ

ると、血管が詰まり心筋梗塞、脳梗塞と言った命を脅かす大きな病気になっ

てしまいます

 

【肥満の人はガンに注意】

肥満の人では乳がんや大腸がんなどの特定の「がん」になると報告されている

データーがあります。BMIが25未満の人よりも、BMIが30以上の人では発がん

リスクが高くなると報告されています。また糖尿病の人も発がんリスクが高く

なり、BMIが30以上で糖尿病の人は非常にがん発生のリスクが高い状態です。

肥満とがんの関係性は多くの研究によって証明されています。

しかし、その逆の報告もあり、痩せること発がんリスクが低下するデーターも

あります。

 

 

3.ライフスタイルを見直そう


ライフスタイルの改善がすべての生活習慣病の予防の柱になると言われています。

食生活や運動は肥満の治療方法として必要です。前述したように、大きな病気になる

前に生活を見直していきましょう。

 

【食事】                                                  

近年、日本では欧米食が主流になってきています。肉中心の食生活となっており、

スナック菓子、ファーストフード、コンビニ弁当など、偏った食生活により野菜

不足は深刻化してきています。

伝統的な日本食では肉や卵類よりも魚類と大豆、大豆製品が多く使われており

動脈硬化の予防に適したバランスの栄養素が含まれているため、和食を積極的に

摂取するように勧められています。

 

 <魚>

特に青魚に多く含まれる栄養素は中性脂肪の低下、血圧低下作用、血小板凝集

抑制の改善の効果があるため積極的に食べるように勧められている、非常に優

れた食べ物です。

<食物繊維>

玄米や大麦、大豆、野菜類、海藻類、果物、イモなどの食物繊維は脂肪の吸収を

抑えて、LDL -コレステロールの低下作用があります。

<お茶・コーヒー>

緑茶やコーヒー、ウーロン茶なども血管の病気発生を抑制する働きがあると言

われています。特に緑茶の摂取量が多い人では血管性疾患による死亡率低下と

関係性が高いと報告されています。

 

【運動】

現代は、便利な電化製品の出現によって家事で身体を使うことが減り、インターネッ

トが普及し、家から出ずに買い物できる時代です。そのため、現代人の運動不足は

深刻なものになってきています。運動量が低下すると消費エネルギーが低下し、さら

基礎代謝の低下により太りやすい体質へと変化していきます。

有酸素運動

肥満に有効なのはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動です。100m走や

器具を使用した筋力トレーニングなどの無酸素運動も効果はありますが、体内の脂肪

を有効的にエネルギーとして利用する有酸素運動の方がダイエットには効果的です。

実際に運動する時は、少し息が上がるくらいの負荷で行ってください。負荷が大きす

ぎると無酸素運動となってしまうため、効果が得られにくいです。

 

【行動】

日常生活で肥満に結びつく行動を明確にして、命を脅かす前に正しい方向へ持って

行くようにします。例えば、早食いの人は、噛む回数を増す、一口食べるたびに箸を

置くなどを意識することで食べ過ぎの予防になります。

運動不足の人は、階段の使用、踵を上げながら歩くなど、運動する時間が少ない人

でも効率的にカロリー消費が行えます。また、明確な目標があることでダイエットが

実践しやすくなり、計画も立てやすいです。ストレスも生活習慣病の原因の一つと

言われています。ストレス発散は人「カラオケ」、「買い物」など人それぞれです

が、適度な運動はストレス発散となり、体も心も健康になれます。

 

喫煙では、肺癌のリスクが高くなると言われています。しかし喫煙のリスクは肺がん

だけではなく、狭心症心筋梗塞脳梗塞といった動脈硬化からくる病気のリスクも

高くなります。そのため治療には禁煙は必要なものとなります。

しかし、喫煙は難しく、やめることができたとしても、間食により太ってしまう事も

あります。そのため近年普及してきた電子タバコに変更するのも一つの方法です。

喫煙は周りの人にも影響があるということも理解していただきたいです。

 

4.まとめ


生活習慣病は自覚症状がないものがほとんどで狭心症心筋梗塞脳卒中、がん、

糖尿病の合併症などの、恐ろしい病気を引き起こすことがあります。肥満の人は、

もちろんですが痩せている人も生活習慣病になることは十分に考えられます。病気が

起こってからでは手遅れになるため予防することが重要です。そのため健康診断で

肥満と診断された人、痩せているけど血圧が高い人は、もう一度生活を見直して下

さい。